箱根の町並み

箱根(はこね)は、静岡県に近い神奈川県南西部の一角、箱根カルデラ近辺の一帯を指す地名。行政区画としての箱根町におおむね重なる概念である。
古来東海道の要衝であり、「天下の険」と謳われた難所箱根峠のふもとには宿場や関所が置かれた。近代以降は保養地・観光地として発展。各所に湧く温泉や、芦ノ湖、大涌谷、仙石原などがとりわけ有名である。1936年に「富士箱根国立公園」(現・富士箱根伊豆国立公園)に指定されている。

箱根町は、古くからの温泉町である。また江戸時代には箱根関が置かれた地である。
温泉地としての評価は、江戸時代の温泉番付によると前頭格だった。しかし近代では、西武鉄道グループ並びに箱根登山鉄道を傘下に収めた小田急電鉄の精力的な観光開発によって急速に発展した。なお、箱根温泉とは湯本、塔ノ沢、大平台、宮ノ下、小涌谷など町内にある温泉の総称である。 年明けの1月2、3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝競走は長い歴史を持ち、数々の名勝負を生んだ正月の恒例行事であり、箱根が最も活気に溢れる。

箱根町 - 神奈川県足柄下郡箱根町。箱根峠の東側にある観光都市。
箱根山 - 箱根町を中心に、神奈川県と静岡県にまたがる火山の総称。
箱根峠 - 神奈川県(相模国)と静岡県(伊豆国)の境にある、東海道の峠。
箱根温泉 - 箱根町内にある温泉の総称。
箱根関 - 東海道やその脇道に置かれた箱根の関所。
箱根宿 - 東海道五十三次の宿場の一つ、江戸側から数えて10番目。